ホームレスより低収入になった話
突然の解雇劇から1ヶ月経過した。
現在 収入ゼロ
ここ1カ月、リクルーターとメールでやりとりをしたり、面接をしてきた。
しかし手答えがあり口頭で採用を言われてもビザの関係で本採用にはならず難航している。
現状でやれる事は淡々とこなしている。
やる事はやっているが無職で収入はゼロだ。
就労ビザがないので海外でバイトも出来ない。
生活費に約20万円がかかり現状では貯金を切り崩して生活している。
週に何回かスーパーへ買い物に行ったりウォーキングをしに歩いているとホームレスからお金を求められる事が毎回ある。
5分歩くと1人のホームレスにお金を求められるくらいだ。 (日本より圧倒的にホームレスが多い)
日本のホームレスとは違いこちらのホームレスはとても活動的で通行人や走っている車にもお金を求めてくる。
紙カップを振って「お金を入れてくれ」と要求してくる事が多い。
私も外を歩いていると彼等からお金を求められるわけだが、その度に
「こっちもノージョブだ!金はない!」と胸の中で思う。
優しい女神のような方がホームレスの紙カップにお金を入れ場合もあるので私以上に彼らは収入があるんじゃないかと推測できる。
アパートメントを借りて生活している人間より路上で生活している人の収入が多いなんて不思議な感じがする。 要するに、私は身の丈に合っていない生活をしている状態だ。
就職活動をして次の雇用先をみつけ収入の確保をしようと試みているわけだが、
ただ就職活動をしているだけだと時間を消費したことになっていることに気づいた。
履歴書など書類を送り、面接して結果を待つという行為はとても受け身的な行動になる。
そして雇われる為に時間を消費し、雇ってもらってからも時間を切り売りしているだけになってしまう。
会社員経験もあり個人で仕事をしてきた経験があるからそれを強く感じる。
だから1日を価値のある1日にするべきなのだ。
「楽しかったね」 「充実した日だったな」ではなく
未来に繋がるような価値のある時間にしなくてはいけない。
例えば自分の日給が300ドルだとしたら無職で稼ぎがないとしても1日300ドル以上の価値のある時間を過ごす。
価値とは具体的に言うと勉強や資産運用に時間を当てたり将来的に得られるインカムゲインの源を作ったりする。
そうやって過ごせば今は収入はないが、「将来の収入を生み出している」となれば結果オーライだ。
この事に気づいてから、今やるべきことに焦らず集中してやれるようになった。
この「心のゆとり」がとても重要だと再認識した。
海外で収入ゼロ、就労ビザなし。ついでに日本に帰国しても帰る家はない。
ハッキリ言って絶望的だ。しかしやり方と考え方次第では全く絶望的ではない。
そんなわけでこの1カ月は3本立てで
自分の専門分野を研ぎ澄ますトレーニング、自分の弱点を克服するトレーニング、英語のトレーニングにを行なった。
そして今後の計画をいくつか用意した。
無職ではあるがとても忙しくハードな毎日だ。 会社に通っていた時の方がもっと楽だったかもしれない。
このブログでは最初から解雇ネタが続き絶望感漂っているが、なんとか挽回し明るいネタを書きたいものだ。
「人生山あり谷あり」と言われるが今の自分の状況は間違いなくヤバイ位置にいる。
ここから脱却していく過程を投稿し、いつかは誰かの為になるブログが書けたら嬉しい。